行政書士資格を用いた半サラ人生~それは「サラリーマン兼業社長」~

サラリーマン兼社長

起業から倒産までの企業平均寿命が伸びる一方、1年、2年のスピード倒産が目立つ。

これまでの「平均寿命」では計り知れなくなった、変化の激しいビジネス環境で、「企業の輝く旬の年数」が新たな企業寿命の指標となっている。

-優良企業で10年、超優良企業ですら9割以上が30年間まで輝けない・・・。

このような厳しい現実の中、増税・物価上昇・年金減額・終身雇用制度の崩壊という問題にも直面しなくてはならない現代のサラリーマンに今必要なこと。

それは、二足のわらじで、二つ以上の収入源を得るという「マルチプルインカム」という考え方だ。

会社の意向に依存しすぎるサラリーマン人生の処方箋、かつ、インフレ、人生90年の長生きリスクの予防線として、不安要素を抑え、激しい変化に対応できる柔軟なビジネススキルを身につけておく。つまり、現在の給与収入に加え、起業家として事業所得を稼ぐスキームづくりで、収入源の分散によるリスクヘッジをしつつ、将来のビジネスの可能性を自らの手で伸ばすことのできる「サラリーマン兼業社長」の勧めである。

企業を取り巻く環境の変化は激しいといっても、個人事業主や経営者に比べるとサラリーマンは所得も安定感し、その身分も保障されているといえる。厳しい時代に少なからず苦労し勝ち取った職と、築きあげた現在の生活基盤は、こんな時代だからこそ守りたい。しかし、そのうえで、仮に休日や勤務外の時間でも、サラリーマンが別の給与所得を得るというのは困難だ。

そこで2つめの収入源は、起業・経営という選択肢に舵をきる。これには、単なる職務規程逃れだけではない大きな利点がある。実はかくいう小生も大手公務員予備校に勤務しながら、行政書士を務める「サラリーマン兼業社長」。勤め仕事で生活の糧をしっかりと確保する傍らで、10数年行政書士事務所を経営しながら、将来的な目標や蓄え、自分なりのやり甲斐を補完し、キャリア形成をはかってきたつもりだ。

兼業社長の魅力は、自己裁量の大きさにもある。自分の好きな案件、気の合うクライアントだけを選ぶストレスレスなビジネスは、兼業社長ならではの醍醐味だ。

さらに有り難いのは、給料で源泉徴収された所得税までもが還付されること。ビジネスマンにとって、時間とお金の使い方は、将来を大きく左右する。交際費やセミナー参加費、スキルアップの学習費、情報収集のための書籍代や通信費などが確定申告で還付されることは、仮に事業所得がなかったと仮定しても大きなメリットだ。「収入が増えないから、支出を抑える」という消極的選択ではなく、人との出会い、ビジネスチャンスの拡大、自己啓発やスキル向上のために支出を「生きた資金」として使って稼ぐ。惜しみない自己投資は、事業だけでなく、会社勤めの仕事も充実し、相乗効果を得られるようになったと実感している。

では、なぜ士業での起業、延いては行政書士なのか。

1点目の理由は、資格取得に必要な時間や費用、試験の難易度などをふまえ、サラリーマンを続けながらの取得、業務が可能だということ。

2点目に、行政書士の取り扱える業務範囲が約1万種と多岐にわたること。これは世に存在する書類の実に多くを取り扱うことができるといっても過言ではない数字である。行政書士の資格保持者は、全国で約4万4千。毎年の合格者5千数百人だが、この全てが、実際に登録し、業務を手がけている訳ではないため、やり方、ノウハウさえ正しく掴んで実践すれば、十分な仕事を得ることが可能だというのが、自らの経験測からの見地である。

3点目は、とるべきリスクの少なさ。行政書士事務所は、仕入れゼロ、借り入れゼロ、せいぜい月数千円の会費と、紙と鉛筆があれば起業が可能。つまり、ほとんどリスクを伴うことなく、小さく始めて大きく育てることが出来る希有なビジネスと言える。

予備校も多く、苦労したら独学だって可能な行政書士資格取得。大事なことは取得後にどのようなライフデザイン描き、どのように資格を活かせるか。

そのために、行政書士合格ネット塾・半サラ起業ネット塾では、サラリーマン兼業社長のスキルとノウハウを織り込んだ、単なる資格取得を越えた新しいキャリア形成支援プログラムを提供する。

背水の陣の独立開業でも、単なる履歴書に華を添えるためでもない、今の生活の安定をより盤石にしつつも、さらなる飛躍、チャレンジをしたいビジネスマンには、可能性の扉を開くチャンスとなるに違いない。

さぁ、一緒に勉強しましょう!新たな人生の扉を開けましょう!

行政書士合格ネット塾・半サラ起業ネット塾

塾長 行政書士 森江大蔵 拝